僕は過労死する身の危険を感じながら働いている時に「人はなぜ過労死する前に仕事を辞められないのか」を理解しました。
激務と責任の重さで、精神的にやられてうつ病になって、会社を退職するコツを、僕はノートに書いています。
会社を辞められないなら【うつ病の診断書】が最強だよ
僕の仕事/転職ノートには、こう書かれています。
この記事を書いた僕のプロフィールはコチラ→30代で【うつ病→失業→その後】なんとか生きてる【僕のノート】プロフィール
過労死する前に、うつ病の診断書によって会社を辞めた
連鎖退職による仕事の激務化もあり、僕は「過労死しそう」と感じる程の状況の中、それでも責任があるので簡単には辞められないし、引き留めにもあい、会社を辞められずに働いていました。
でも、周りの人たちは「大変だね」程度で、無関心であり、僕は「なぜ、既に退職の意志を伝えている僕が、こんな激務と責任を背負わされている?」と強く疑問に感じていました。
結果的には、ストレスが強すぎて、夜、眠れなくなり、うつ病になってしまいました。
・連鎖退職で辞められない地獄【僕の経験談】まともな人から辞めていく!その後
・【実話】仕事でうつ病になって退職するまでの流れ!僕の実体験とその後
退職届を出した後に、会社のために働き、うつ病になる!って最悪ね
僕は、うつ病の診断書に、心から感謝しているよ
というのも、うつ病の診断書がなければ、僕は、会社を辞められずに、重い責任と膨大な仕事だけ、押しつけられて、あのまま過労死してしまっていたかもしれないからです。
妻につられ心療内科を受診した時には、医者から「このままでは自殺の危険性すらある。うつ病です」と診断されました。
つまり、僕は、うつ病状態のまま働いていたわけです。
過労死とは、うつ病状態のまま働くことで、自殺してしまうことも含まれる・・過労死について、よく理解できた経験でした。
過労死する前に、プライドを捨てることが超重要だと知ったよ
僕はプライドが邪魔して、心療内科を受診することが出来ずにいました。
もし、妻がいなければ、僕は「この程度、耐えなきゃ」と、うつ病状態のまま仕事をして、その結果、過労死自殺していたかもしれません。
プライドを捨てて、心療内科に行き、うつ病の診断書を貰うこと!が、過労死を防ぐコツね
プライドが高いと、心療内科に行けないよ
過労死する前に会社を辞めればいい!と言われますが、そうも、いかないから、過労死するわけです。
で、過労死の危険があるようなヤバい職場にて、強制的に、合理的に、出勤拒否するには、うつ病の診断書しかありません。
・うつ病の診断書もらえる?【仕事のストレスが限界で辞めたい】僕の場合
僕は、うつ病の診断書に命を救って頂いたのです。
あの時、迷わず、うつ病の診断書を書いて下さったドクターに心から感謝しています。
普通に対処したら、死ぬまで働かされるヤバい職場の対処法が「うつ病の診断書」ね
「辞めます」と言えるような雰囲気の職場なら、過労死なんて起きないことを学んだ経験となったし・・
「辞めます」が言えないヤバい雰囲気の会社だからこそ、過労死するまで、人は働いてしまうことを学びました。
会社が辞めさせてくれない場合の対処法
なお、僕は、会社が辞めさせてくれないので、最終手段として、弁護士事務所に相談にも行きました。
その結果の記事は、以下のとおりです。
・会社が辞めさせてくれない【弁護士に相談した結果】僕の経験談!皆聞いてくれ
・退職で仕事も引継ぎも終わらない【僕が弁護士に聞いた結果】辞めていいよ
同僚や上司など人目を気にするな!
なお、うつ病事件で学んだことは「人は本当の意味では他人に興味ない」でした。
以下の動画は、過労死が頭をよぎるほど、追いつめられている人に、是非、知ってもらいたい話です。
過労死しそうな状況でも、やっぱり人目を気にしてしまう。それが人間だと学んだよ
過労死しそう!仕事の不安や恐怖で眠れない日々
僕は連鎖的に人が退職した劣悪な職場で、会社を辞めたいのに辞められない中、働いていました。
・僕の実体験【辞めたいのに辞めさせてくれない】ブラック企業を退職したい人へ
僕は過労死のニュースを見た時に「ブラック企業なんて、さっさと辞めればいいのに」と思っていました。
でも、いざ、自分が「過労死しそう」と身の危険を感じる状況で働くことになると「たとえブラック企業でも、そう簡単には会社を辞められない理由」を理解しました。
・やばい会社の特徴【僕の実体験】キチガイ同僚/恐怖政治の上司/余剰人員なし
ブラック企業だからこそ、簡単には仕事を辞められないわけだけど・・
なぜ過労死する前/うつ病になる前に仕事を辞められないのか
僕が感じた「過労死する前/うつ病になる前に会社を辞められない理由」は以下のとおりです。
余剰人員がいないから引き継ぎができない
ブラック企業は、人件費を削減するため、ぎりぎりの人員しか配置しません。
そのため、辞めたくなっても、業務を引き継ぐ人がいないため「辞めたいのに辞められない」状況になります。
退職が出たら、欠員補充の募集をするのでは?
ブラック企業では人件費を削減するため、欠員補充すら、拒む場合があります。
また、ブラック企業が求人を出しても「応募者がこない」も起きます。
そのため、激務と責任の重さで過労死しそうになっても「今の状況で自分が仕事を辞めるわけにはいかない」と感じられ、会社を辞めたくても辞められないのです。
お世話になった会社と円満退職したい
長く勤めていれば勤めている程、「お世話になった会社だから円満退職したい」と感じられてしまいます。
心身ともズタボロ状態で働きつつも「ぶっちして辞めるわけにもいかない」と感じるし「退職代行サービスを使うわけにもいかない」と感じます。
すると、過労死や、潰されることが頭をよぎる程、精神的に追いつめられていても、仕事を辞められないわけです。
精神的に余裕がないから「仕事をばっくれするわけにも」と思う以上は、思考が進まないんだよね
パワハラ上司が怖くて退職を言い出せない
恐怖政治を行うパワハラ上司は「退職したい」を言わせない雰囲気を職場内に作っています。
・怖い上司の恐怖政治【退職を申し出るのも怖い】僕が弁護士に相談した理由
戦時中に「戦争反対」を言えなかった雰囲気が作られていたようなものです。
優秀な人材が集まり、辞めないホワイトな職場作りをする努力をせずに、退職を言い出せない雰囲気を作ることで、部下に責任を負わせている無責任な上司なわけです。
・部下に責任を押し付ける無責任な上司【僕の対処法】無能な上司と仕事するリスク
退職代行サービスの利用者の多くは「パワハラ上司が怖くて退職を申し出ることができない」ですものね
正社員は目先は安心ですが、組織で働くことは「退職すら申し出ることができない」というデメリットもあるわけです。
・正社員とバイトどっちがいい?【僕の正社員就職の失敗談】正社員は責任重すぎ
同僚や先輩に対する申し訳ない気持ち
ブラックな環境で、ともに働いてきた同僚や先輩は「戦友」のような絆すら出来てしまいます。
すると「仕事を辞める」と言い出すことは「戦友を裏切る行為」であり「自分だけ戦場から逃げて助かる行為」のようにすら、感じられてしまいます。
実際、同僚や先輩からは「辞めるのかよ!?」という圧力がかけられるので、同僚や先輩に対する申し訳ない気持ちや、嫌われるのが怖い気持ちから、退職を言い出せない状態になりやすいです。
辞めたら2度と会わないのに・・
仲間意識が芽生えると、そう冷酷には考えられないんだよね
仲間を助けるために、自分が犠牲になった話は、戦時中以外にも、多くあります。
職場の同僚と仲間意識が芽生えると、たとえブラック企業であっても、仲間への気持ちから、仕事を辞められなくなるわけです。
・退職が気まずい【冷たい同僚の目や上司の評価を気にするな】僕の体験談
「根性なし/逃げた」と思われたくない気持ち
ブラックな職場環境でも、辞めずに働き続けている企業戦士が、どの職場にも1人、2人はいます。
そのため「ブラック企業だから辞めます」というスタンスだと「根性なし!逃げるのかよ」という無言の圧力がかかります。
冷静に考えると「ブラック企業で耐えて頑張るメリット、なくない?」になるけど
社内の根性文化や社風に洗脳を受けるからね
「辞める人」は「根性がない、すぐ逃げる人」というレッテルが社内ではられるので、社内の皆から「あ~ぁ、辞めるのかよ」と思われるのが怖くて、嫌で、辞められない状況となります。
辞めても次の仕事がない恐怖心
「今の職場がブラックだから」と辞めても、辞めたら次の仕事が見つからないかもしれない恐怖心があります。
「どこもブラック企業なら、今の職場で頑張るしかないのでは?」と考えることが、過労死しそうなのに、仕事を辞められない原因の1つです。
・ブラック企業を抜け出す方法【僕の事例】ホワイトな転職先がない場合
辞めたら「アルバイトしかない」って、恐いわね
いい歳した大人がアルバイトって・・それも恐怖なんだよね
だからこそ「アルバイトでもいい」という覚悟がないと、激務と責任の重さで、うつ病になりそうでも、会社を辞められないことになります。
・ブラック企業の対処法「辞める」そして「アルバイト」しかない!僕の経験談
激務でうつ病になる前に会社を辞める方法
僕は上記の理由から、過労死や、うつ病になる恐怖感があり「本当は辞めるべきだけど、会社を辞められない」という状況に追い込まれていました。
そんな僕が、会社を辞める決断と覚悟をもてた理由は、以下のとおりです。
うつ病になる前に、会社に辞表を出していたよ
バカにされてもいい!プライドを捨てる
僕は結局、職場の人達から「あいつ、根性なしで辞めやがった」と思われるのが嫌だったわけです。
「無責任に仕事を辞めた。裏切った」と思われるが怖かったわけです。
仕事を辞めた後に、アルバイトしかない状況が、怖かったのです。
だからこそ「バカにされて辞めよう。バカにされてるくらいの方がいいよ。その方がいい」と思えるようになってから、やっと仕事を辞める決意と決断ができるようになりました。
プライドや見栄を守ってるうちは、激務と責任の重さで、過労死しそうでも仕事を辞められないわね
僕自身、本当に追い込まれた状況になって、自分が、いかに小さな組織の中の、小さな見栄やプライド、評価に固執しているのか?を理解することになりました。
合理的に考えたら、どうせ辞めたら2度、会うこともない職場の人達からの評価なんて、どーでも良いのに・・
きっと人間という生き物は、社会的な生き物であり、集団を形成して生きてきた歴史から、属している組織内の評価を過度に気にしてしまう本能が、備わっているのだと思われました。
バカにされ見下され、期待をされないくらいが、丁度いいよ
期待に応えようとするから、精神的に追いつめられるところまでいくわけね
見栄やプライドや世間体を捨てろ!会社を辞められない
僕は「「根性なし」とバカにされて「裏切りやがった」と、罵られて、嫌われて、会社を辞めよう。そのくらいの方が、丁度いいよ」と思えるようになると「あとは、退職までの期間、ひたすら「すみません」と頭を下げるだけじゃん」と思え、やっと退職の決意ができました。
プライドや見栄、それに「いい人/信頼できる人/仕事ができる人」などの評価を守ろうとしているうちは、退職の決意ができませんでした。
「どんな辞め方になっても良いし恥ずかしい辞め方になってもいいよ。それ気にすると、本当に過労死する」という恐怖心もありました。
【評価】って、結局、退職後は2度と会わない人達からの評価で、どーでもいいのにね
それを気にしてしまうのだから、本能的なものだと思う
職場に依存をしない人生設計
僕は、お金の面でも、友人関係の面でも、職場に依存しない人生設計をしてきていました。
奥さんに対しても、仕事を辞めることを、ずっと伝えており、理解を得ていました。
なので、会社を辞めても、お金のメドはあったし、友人達も、僕が会社を辞めても「で?」な状況で、社外的な部分では、今すぐ、仕事を辞めても、何も困らない状況でした。
以下の記事のとおりですね。
・30代で早期セミリタイアを達成した僕の方法【セミリタイアしたい人へ】
もし、お金も人間関係も会社に依存していたら、僕は「会社を辞めたら何も残らない人」になるので、怖くて会社を辞められずに、ぎりぎりまで働き、精神的に追いつめられて、うつ病になっていたと思います。
定年まで働けない今の時代、会社に人生を依存させるのは危険です。
・会社に依存する生き方は危険【上司からの評価】から自由になった僕の働き方
会社や上司に、人生を依存するのは、危険すぎるよ
ローンも借金もない!生活水準は低い
僕は、ローンも借金もない状態で、生活水準も上げないように心がけてきており、仕事を辞めて、無職・無収入になる恐怖心は、ほとんどありませんでした。
・20代で1500万貯めた【僕の家計を公開】上手な家計やりくりの仕方
もし、住宅ローンやカーローンがあったり、カードローンがあったり、生活水準が高かったら、過労死や、うつ病になりそうな状況でも、仕事を辞める決断が出来なかったかもしれません。
・家を買いたい【僕が住宅購入費3000万円を作った方法】マイホーム貯金の仕方
なぜ辞めたら2度と会うことない職場の人達の評価を気にするのか?
僕は「辞めるって言ったら、職場の人達から嫌われそうで恐い」と強く感じてしまい、精神的には、ぎりぎりな状況なのに、退職を言い出せずにいました。
合理的に考えたら、辞めたら2度と会うこともない職場の人達の評価なんて、気にする必要はないのに、精神的に追いつめられていると、その合理的な考え方すら、出来なくなってしまうことを知りました。
冷静な状態に戻れば戻る程「人として当たり前の責務はこなすが、辞めた後、2度と会うこともない人達からの高い評価/評判を守る意味はない」と考えられるようになっていきました。
僕は、精神的に追いつめられている時に、地元の友達に相談した時に「辞めたら2度と会わないのだから、そんなに気にする必要ないじゃん」と言われて、「はっ」としたのです。
精神的に追いつめられるって恐いわね
まともな思考すら、できなくなるからね
過労死/うつ病になる前に社外の友人に相談すべき理由
僕は、仕事で精神的に追い込められていた時、それまでの失敗経験から「こういう時は、利害関係が絡まない、社外の友人に相談すべき」と思い、地元の友達に連絡をして会いました。
社内の人に相談すると、利害が絡むから「相手にとってメリットある発言」しか、出てこないよ
{私}のことを思っての率直なアドバイスが、社内の人からは、出てこないわけね
地元の友達に状況を説明すると、一言「辞めれば?なんで辞めないの?」と当たり前すぎる意見を言われました。
僕は、友達の話を聞きながら「あぁ、やっぱり普通の市民的な感覚では「辞める」の一択なんだ」と理解しました。
会社組織内にいると「ヤバい状況こそ、根性出して頑張る人が偉い」という洗脳を受けますが、一歩、小さな組織を出ると、当たり前すぎる市民感覚の意見が貰えて、冷静な状況/人として当たり前な状況に戻ることができます。
仕事で精神的に追いつめられた時は、社内の人ではなく、社外の人に相談すべきなのね
社内の人の意見は、全てポジショントークであり、その人にとってのメリットがある意見や、その人の価値観からの意見が出てくるので、要注意です。
退職すべきかどうか?の相談を上司にするなんて、子供じゃないのですから、してはいけません。
そんな甘いことでは、騙され利用されるばかりの人生になります。
・中小企業の幹部候補求人は危険【不利な正社員契約を会社と結ぶな】僕の失敗談
退職後のことは退職後に考えるべき理由
長く勤めた仕事を辞める時は、会社を辞めた後のことが心配になりますが、辞めた後のことは、辞めた後に考えるのが合理的です。
精神不安定な時に考える結論は、まともな精神状態の時に考える結論とは、異なるものになるからです。
仕事を辞めて、精神的に元に戻ってから、その後のことは考えればいいわけですね。
精神不安定な今、仕事を辞めた後のことを考えても、まともな合理的結論は、出てこないので意味がないです。
僕は、それまでの人生の失敗経験から「精神的に不安定な時に考えても無意味」と体感していたので、この部分は、すんなり割りきれて「退職後のことは退職後に考えよう」と考えていました。
会社に依存しない生き方を始めよう
既に、会社に依存した生き方をする時代では、ありませんよね。
定年退職の人生計画の方がヤバい時代です。
以下の記事のとおりです。
・仕事が続かない!転職を繰り返す人の僕の人生成功例【定年退職】の方がヤバい
会社に依存しない生き方をするうえでは、資産運用が重要になるよ
毎月、資産運用から自動的に収入が入り続けるなら、会社への依存度も下がるわね
僕は給与は信用していないのです。
僕は、資産運用の方が、収入源として、よっぽど信頼できると考えており、資産運用を最重要視しています。
資産運用は経験値が重要になるから、早めに着手し、経験値の確保に努めるのが合理的だよ
おすすめの投資先含め資産運用の始め方については、以下の記事が詳しいです。
・「初心者向け」少額で始める資産運用の方法【おすすめ運用先】稼げるよ
まだ、ソーシャルレンディングと、システムトレードについて、きちんと調べたことない場合は、僕みたく食わず嫌いで機会損失しないために1度、確認してみるのがおすすめです。
・ソーシャルレンディングとは?高利回りの仕組みやリスク【おすすめ会社も】
・株/FXシストレとは?始め方【おすすめ会社や目安資金額】初めての初心者入門
なお、運用資金作りでは収入アップが重要であり・・
収入を増やすには、転職はもちろん、副業や投資、資産運用が効果的であり、以下の記事が詳しいです。
・資産運用の始め方!最初はソーシャルレンディングがおすすめな理由
・転職エージェントおすすめ比較ランキング【20~30代男女編】口コミや評判も
・【既卒/第2新卒】就職エージェント比較ランキング!おすすめは?
ユーチューブも、やっています!
ユーチューブはこちら→僕のノート【公式】ユーチューブチャンネル
スポンサードリンク
よく読まれている記事
【人気】 はじめに【僕の仕事/転職ノート】のブログの説明です!
【人気】 転職できる/稼げる【希少な価値ある人材】になる方法3つ!僕の実体験です
【僕のノートシリーズ】は、僕がノートに書き込んできた「学校では教わらない大切なこと」をシェアさせて頂いているブログです。
タグ : 仕事を辞める, ブラック企業, 仕事でうつ病, 過労死, 仕事で精神的に追いつめられる