退職を申し出たのに「辞めさせない」と脅され、僕は、お世話になった会社と円満退職したく、善意で働き続けていました。
にも関わらず、パワハラや理不尽な叱咤が続き「もう限界」と追い込まれて、休憩時間に弁護士事務所に電話しました。
その2日後、僕は心療内科で「うつ病」と診断され、這うような姿で法律事務所に向かいました。
違法の引きとめにあっている、全ての僕の仲間へ
僕の仕事/転職ノートには、こう書かれています。
この記事を書いた僕のプロフィールはコチラ→30代で【うつ病→失業→その後】なんとか生きてる【僕のノート】プロフィール
退職を申し出たのに辞めさせてくれない
勤め先のブラック企業はヤバい会社だったので、連鎖退職が発生しました。
・連鎖退職で辞められない地獄【僕の経験談】まともな人から辞めていく!その後
僕も限界だったので「辞めたい」と申し出ると「辞めさせない」と脅され、仕事量は変らないのに人数が減ったオフィスで、激務をこなしていました。
・退職が承認されない【退職届を出したのに仕事をさせられた地獄】僕のその後
法律上、労働者は退職の権利があることは知っていましたが、ばっくれる形で辞めるのは申し訳ないし、円満退職したいこともあり「お世話になった会社のために」と、心身の限界を感じつつも働き続けていました。
にも関わらず、だよ
相変わらず理不尽なパワハラは続き、最後は、意味不明なことでヒステリックに激怒され、「あぁ、次は僕が潰される番だ」と、強い恐怖を感じるようになりました。
・過労死の原因と前兆【うつ病と診断された僕の事例】残業時間だけで判断するな
同僚も、パワハラ上司から、意味不明なことでのヒステリックな激怒が起き始めて、精神的に追いつめられていき、うつ病になり退職した前例があったからです。
・怖い上司に潰されうつ病【隠蔽し誰も責任取らない】腐った会社!僕のその後
とにかく恐怖で脅す作戦を上司が始めると、意味不明なヒステリック激怒が始まるんだ
すると、うつ病にまで追い込まれて退職していくわけね
恐怖で服従させることが目的だから「何をやっても怒られる」が始まるわけ
すると、何も出来なくなるわね。怒られるのが怖くて
何もしないと「なぜ、何もしないんだ」と怒られるよ
もう、そうなると出勤のしようがないわね
出勤しないと「なぜ出勤しないのか」と怒り始めるよ
そこまでくると、病気ね
病的なヤバい人も、世の中には、いることを知ったよ
・頭のおかしい【やばい人の特徴】病的な人の対処法!うつ病になった僕の実体験
僕は「ついに始まってしまった。次は僕が潰される番」と感じて、最終手段である弁護士事務所に電話をしました。
藁をもすがる気持ちで、電話をしました。
すると「来週の~に、来てください」と言われました。
弁護士事務所が、即日の対応をしてくれるわけもなく、僕は、その夜恐怖心で、夜、一睡も出来ませんでした。
恐怖で心臓がバクバクして、まったく眠れないのです。
次の日も一睡もできず、そのまま心療内科に行くことになり、すると「うつ病。休職が必要」と診断されました。
詳細は以下のとおりです。
・仕事で精神的に追い込まれる【心が壊れた僕の対処法】うつ病の診断書を貰え
弁護士に「会社が辞めさせてくれない」と相談した結果
うつ病と診断され薬を処方されたわけで、僕も余裕はなかったのですが、訪問の日時の約束は既にしてしまっていたし、弁護士の見解も聞きたい気持ちがあったので、なんとか頑張って、弁護士事務所に行きました。
うつ病だからか、心臓がバクバクした状態の中「ふぅ~」と深呼吸をしながら事務所に入ると、明るい雰囲気の弁護士事務所で、ほっとしました。
しばらく待つと相談室に案内され、すると優しい雰囲気の弁護士の先生が相談にのって下さいました。
弁護士にも、いろいろな先生がいるから、良かったわね
弁護士の先生に状況を説明すると「労働者には辞める権利がある。民法で2週間前に通達すれば、会社側の承認がなくても辞められる」と教えてくれました。
退職を申し出た後、3か月以上働いているものの、まだ完全には引継ぎが終わっていないことを伝えると「「うつ病で、引継ぎも難しいから勘弁して下さい」で、良いんじゃない」とのことでした。
「自分がやり取りするのが厳しければ、親や家族に窓口になってもらえば?」とも言ってくれました。
そして「それでも、もし揉めるなら、弁護士を立てれば良いので相談して下さい」とのことで、相談は終了となりました。
5000円程の相談料でしたが、心の安心料としては安いし、心底、ほっと安心できました。
「最悪、弁護士に相談できる」という安心感は、とても大きいよ
なお、弁護士の先生から「うつ病なら、引継ぎはしなくてもいい」と言われました。
・退職で仕事も引継ぎも終わらない【僕が弁護士に聞いた結果】辞めていいよ
違法な引きとめにあった時は即座に弁護士に相談しよう
ブラック企業では、言うことを聞かない使えない人材は退職に追い込み、奴隷のように使える人材は「辞めさせない」と脅して、うつ病になるまで使い殺す・・
そんな話は、聞いたことはありましたが、まさに勤め先がそうだったし、自分自身が、うつ病になるまで使い殺されることになるとは、思ってもいませんでした。
・ブラック企業が憎い!使い捨ては許せない【虐げられた僕の奴隷時代】とその後
弁護士事務所に相談に行くなんて、抵抗があるし、もし勤め先にバレたら、報復が怖いので、敷居が高いですが「もっと早く相談すべきだった」とも感じました。
ネットで調べれば「退職の引きとめは違法」とわかるのですが、弁護士による公式な「辞めていいよ」の見解を貰い、また「どうしても揉めたら、相談して」と弁護士に言ってもらえるのは、何物にもかえがたい安心感が手に入ります。
あらゆる違法な術を用いて、徹底的に「辞めさせない」と脅し、恐怖でコントロールしてこようとするブラック企業や、恐怖政治を行う上司を相手に、1人で対処するのは限界があります。
・怖い上司の恐怖政治【退職を申し出るのも怖い】僕が弁護士に相談した理由
「弁護士に相談」が、そのまま「法的な争い」になることは、まず、ないので安心です。
最初は相談だけなので「法的には、どうなのか?」の情報を集めて、不安を解消する意味で、早めに弁護士事務所に相談に行くことを、おすすめします。
弁護士事務所は、電話で予約しても(ほとんどの場合)即日対応は無理で「来週の~」となるので、切羽詰まってから電話すると、状況が悪化します。
弁護士と医者に相談してわかったこと
弁護士事務所に行くことも、診療内科に行くことも、とても抵抗があることなので、僕は、切羽詰まってから行くことになりました。
ぎりぎりまで追い詰められてから、相談に行ったわけです。
もっと早く、行っても良かったわね
その時に、診療内科のドクターからは「おかしい会社だ」と言われたし、弁護士からも「質の悪い会社だな」と言われました。
どっぷりと会社の洗脳を受けた状態で働いていた僕は「うちの会社は、おかしい」と思いつつも、「でも、皆も苦労して頑張っているのだから、僕も頑張らないと」と思って働いていたのですが、目が覚めました。
「やっぱり、まともな大人が客観的に見たら、勤め先の職場は{おかしい}んだ」と確信を持てたこと。
それも、弁護士と医者に相談して良かったことでした。
まともな第三者から「君の勤め先、おかしいよ」と言われたら、洗脳から目が覚めるわね
精神的に追いつめられると「自分の勤め先はブラック企業だ」と思いつつも、まともな判断ができなくなるので【まともな大人の客観的な意見】を貰う意味でも、弁護士への相談はおすすめだと感じました。
・過労死の原因と前兆【うつ病と診断された僕の事例】残業時間だけで判断するな
弁護士事務所を調べよう
弁護士には得意分野があり「離婚問題に詳しい」や「労働法に詳しい」など違いがあります。
「労働法に詳しい」場合でも、経営者の見方の弁護士と、労働者の見方の弁護士に分かれます。
そのため、事前にインターネットで「弁護士 地域 労働」で調べて、ホームページをチェックし、労働者側の見方の弁護士事務所を探しておくのがおすすめです。
「未払い賃金問題」や「残業代が払われない」などの問題なら、任せて下さい!などと書かれているなら、労働者の見方の弁護士となります。
僕も「最悪、弁護士に相談しないといけないかも」と薄々、感じていて、事前に弁護士事務所を調べる部分までは行っていました。
だからこそ、ギリギリまで追い詰められた時に、すぐに電話をして予約をとることができました。
精神的に追いつめられた状態になると、まともな思考が難しくなり、弁護士を探すことすら出来なくなるので、事前に確認しておくことが大事だと感じました。
ブラック企業対策は転職だけではない
ブラック企業を辞める場合、躊躇してしまう原因が「転職先もブラック企業かもしれない」ですよね。
解決策は、サイドビジネスや投資により、給与以外の収入を育てることです。
僕は「今の会社で、長く働けるわけがない」と感じていたので、ずっと副業や投資に取り組み続けていました。
・副業の始め方!月収80万円を10年の僕が稼げる副業アイデア3選を公開
そのためセミリタイア生活も可能なレベルになっていたので、経済面において、会社を辞めることには抵抗がありませんでした。
・30代早期セミリタイア条件【資産3000万円と共働き】20代を捨てた僕の話
セミリタイア生活では、資産運用が重要となるよ
毎月、少額でも、資産運用から安定収入が入り続けるなら、会社を辞めた後の生活も目途が立ちやすくなりますよね。
どちらにしろ資産運用の知識は必要なので、早めに着手し、経験値と知識を獲得していくことが大切だと考えているし、僕自身、そうしてきました。
おすすめの投資先含め資産運用の始め方については、以下の記事が詳しいです。
・「初心者向け」少額で始める資産運用の方法【おすすめ運用先】稼げるよ
まだ、ソーシャルレンディングと、システムトレードについて、きちんと調べたことない場合は、僕みたく食わず嫌いで機会損失しないために1度、確認してみるのがおすすめです。
・ソーシャルレンディングとは?高利回りの仕組みやリスク【おすすめ会社も】
・株/FXシストレとは?始め方【おすすめ会社や目安資金額】初めての初心者入門
なお、運用資金作りでは収入アップが重要であり・・
収入を増やすには、転職はもちろん、副業や投資、資産運用が効果的であり、以下の記事が詳しいです。
・資産運用の始め方!最初はソーシャルレンディングがおすすめな理由
・転職エージェントおすすめ比較ランキング【20~30代男女編】口コミや評判も
・【既卒/第2新卒】就職エージェント比較ランキング!おすすめは?
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